Fujitsu(富士通)製ハードディスクのデータ復旧


Fujitsu(富士通)社製のハードディスクで最も有名な障害はMPGシリーズの障害です。

これらのハードディスクについて、数ヶ月〜1年程度は正常に動作しますが、その後、ハードディスクから異音が発生するなどして、ほぼ確実に全てのハードディスクが故障します。

障害の原因はPCB(基盤)に搭載されたCIRRUS LOGIC製のLSIです。このLSIの封止材として赤リン(難燃剤)が使用されていたため、高温環境下において、LSI内部でリンが溶け出し、LSIをショートさせてしまっていました。

その後Fujitsu(富士通)は3.5inchIDEハードディスクの製造を中止してしまいますが、ノートブック用ハードディスクや、SCSIハードディスクにおいては非常に安全性の高いメカ機構とファームウェアを実装した理想的なハードディスクを製造しています。

Fujitsu(富士通)製ハードディスク固有の障害ではありませんが、ヘッドがプラッターに吸着するスティクションと言う障害が発生する場合があります。これらの障害については、クリーンルームやクリーンブースなどでハードディスクを分解する必要があります。

また、プラッター磁性層の劣化によって、ヘッドが磁性層を適正に磁化することができない場合があります。

この場合、不良セクターが検知されます。不良セクターが発生した場合、起動が遅くなったり、フリーズしたり、しばしば異音が発生するなどという症状が発症します。

プラッターの表面の劣化、傷、磁性体剥離に起因して不良セクターが発生した場合、飛散した磁性体がヘッドに付着したり、サーボを取得できないためヘッドが暴走したり、表面の凹凸によってヘッドが跳ね上げられたりすることによって、ヘッドがプラッターに接触し、不良セクターを増加させてしまう傾向があります。また、このような状況で継続してハードディスクを使用していた場合、ヘッドクラッシュに至る場合もあります。

このような場合、むやみに通電することは避け、弊社のようなデータ復旧業者にデータ復旧を依頼することをお勧めします。

データ復旧サービスPCDATA119ならどのような障害からも、安全かつ確実にデータを復旧することができます。


 
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